はんなり治療院 トップ>東洋医学の基礎知識
東洋医学の基礎知識
東洋医学での身体の仕組みはこのように考えています。基本の3つの流れ
![]() |
じゃあ、気血水とは何ぞや言いますと、
気の流れとは
まあエネルギー、身体を機能させているものとお考えください。
巡りが悪くなると精神的な症状(イライラしたりとか)が出たり、何かつかえる感じになったりします。
血の流れとは
血液の循環と考えていいと思います。滞るとどうなるかは、しもやけなんかが分かりやすいと思います。
巡りが悪くなると、婦人病や免疫の低下などが出てきます。
水の流れとは
血以外の身体の水分をひとまとめに水としています。いわゆる体液全般です。
巡りが悪くなるとむくみ、凝り、咳などが出てきます。
健康を維持しているバランス
上記の3つの流れが悪くなると、病気になってきます。流れが悪くなるのはどうしてかというと、それは身体のバランスが崩れたためです。
じゃあバランスとは何ぞやと言いますと、
それは「陰陽」です! これだけでは良く分かりませんので、
もう少し分かりやすく言い換えると、「熱」「冷え」ということです。
夏に熱中症になることがありますが、これは熱にバランスが傾きすぎたためです。
冷たいものを飲んだり食べたりでお腹をこわすのは、冷えにバランスが傾きすぎたためです。
流れのルートと身体の機能について
上記の流れは身体の特有の部分を通って全身を巡っているわけなんですが、そのルートは身体の各機能と密接に関係があります。
まず身体の各機能を次のように分類しています。
肝 : 筋肉と目の部分、そして血を貯える機能です。
心 : 全身に血液を巡らせるのと、意識をしっかり保つ機能です。
脾 : 消化吸収と免疫の機能です。
肺 : 呼吸と体温調節の機能です。
腎 : 水分代謝、生殖、成長(老化)の機能です。
心包 : 感情、こころの部分の機能です。
はじめの内臓みたいな名前は各機能のエイリアス(説明の部分をひとまとめにした別名)と考えてください。
他にもありますが、主なのはこの6つです。
この各機能に対応したルートが身体にあって、そこを巡っています。
例えば心包というルートは腕の内側を通っています。
ガードする時のポーズって腕を胸の前で交差して、腕の内側を胸のほうへ向けているでしょう。
あれはこころという大事なものを守っているんですね。
ルートと病気
3つの流れが何らかの原因で滞ったりすると、病気になります。そこで重要なのは、どこで滞ってしまったかということで、
滞ったルートに対応した機能(心とか肝とか)に関連した病気になります。
例えば
肝のルートが滞る : 痙攣、しびれ、黄疸、目の充血
心のルートが滞る : 動悸、不整脈、意識障害
脾のルートが滞る : 下痢、腹部膨満、疲労
肺のルートが滞る : 咳、風邪、鼻炎
腎のルートが滞る : 不妊、インポテンツ、むくみ、耳鳴り
心包のルートが滞る : 精神症状
そして滞った気、血、水がどうなるかといいますと、
気 : 胸の部分にたまる (呼吸器系に影響)
水 : おなかの真ん中辺りにたまる (消化器系に影響)
血 : 下腹部にたまる (泌尿器生殖器系に影響)
滞る原因
順調に巡っといたらいいものを、何で滞るんだ!とお思いでしょうが、やはり物事には原因があります。
東洋医学ではそれを外因、内因、不内外因と3つに分けています。
外因 : 環境が原因というもので、暑かったり寒かったり湿気にやられたりで病気になることです。
内因 : 心が原因というもので、要はストレスで病気になることです。
不内外因 : 上の2つ以外で、暴飲暴食や過度のセックスなどの不摂生で病気になることです。
思い当たることがありませんか?
調子が悪いときは上記を振り返って、多すぎず少なすぎずバランスを保つようにしましょう。
